白守には「データを別の場所へ移す」しくみがいくつもあります。名前はどれも同期のように見えますが、用途はかなり違います。クラウドのパスを混ぜてしまう、あるいは対象範囲を勘違いする、というのが最もよくある失敗です。
| 方法 | 何をするか | いつ使うか | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 増分同期 | ファイル単位の増分揃え。日記、要約、セッション、パートナー、添付、一部設定が対象 | 複数端末を自前の S3 / WebDAV へ継続的に同期する | クラウドパスがフルバックアップと異なり、キーを含む設定が入ることがあります |
| データバックアップ | ZIP でのフルエクスポートとインポート、またはクラウドへのフルパッケージ配置 | 機種変更、災害復旧、区切りごとのアーカイブ | パスも範囲も増分とは違います。同じものとして使わないでください |
| LAN 転送 | 同一 Wi-Fi 内でライブラリ全体を相互転送 | デスクトップとスマホの間でのすばやい引っ越し | 同一ネットワークが必要です。転送方向を逆にしないよう注意 |
| バージョン管理 | デスクトップでストレージルートに Git のコミットとプッシュ | 履歴とロールバックが欲しい | デスクトップのみ。増分同期と併用できます |
保険を 1 つ持っておきたいだけなら、ローカルの ZIP フルバックアップを使い、定期的に別の場所へコピーしてください。
2 台を日常的に揃えたいなら、自前の S3 か WebDAV への増分同期を使い、デスクトップでは保険として Git も有効にすることをおすすめします。
ときどき機種変更や再インストールをするだけなら、フルバックアップのインポートか LAN 転送で足ります。
モバイルは片方向のバックアップとして使うか、双方向にするなら特に慎重に扱ってください。スマホは権限やバックグラウンドの制限がデスクトップより多いです。
増分同期の範囲には .baishou/settings/ のような設定ディレクトリが含まれることがあり、そこに API Key が入り得ます。そのため次を守ってください。