どれを使うべきか

白守には「データを別の場所へ移す」しくみがいくつもあります。名前はどれも同期のように見えますが、用途はかなり違います。クラウドのパスを混ぜてしまう、あるいは対象範囲を勘違いする、というのが最もよくある失敗です。

4 つのしくみの対比

方法何をするかいつ使うか注意点
増分同期ファイル単位の増分揃え。日記、要約、セッション、パートナー、添付、一部設定が対象複数端末を自前の S3 / WebDAV へ継続的に同期するクラウドパスがフルバックアップと異なり、キーを含む設定が入ることがあります
データバックアップZIP でのフルエクスポートとインポート、またはクラウドへのフルパッケージ配置機種変更、災害復旧、区切りごとのアーカイブパスも範囲も増分とは違います。同じものとして使わないでください
LAN 転送同一 Wi-Fi 内でライブラリ全体を相互転送デスクトップとスマホの間でのすばやい引っ越し同一ネットワークが必要です。転送方向を逆にしないよう注意
バージョン管理デスクトップでストレージルートに Git のコミットとプッシュ履歴とロールバックが欲しいデスクトップのみ。増分同期と併用できます

目的から選ぶ

保険を 1 つ持っておきたいだけなら、ローカルの ZIP フルバックアップを使い、定期的に別の場所へコピーしてください。

2 台を日常的に揃えたいなら、自前の S3 か WebDAV への増分同期を使い、デスクトップでは保険として Git も有効にすることをおすすめします。

ときどき機種変更や再インストールをするだけなら、フルバックアップのインポートか LAN 転送で足ります。

モバイルは片方向のバックアップとして使うか、双方向にするなら特に慎重に扱ってください。スマホは権限やバックグラウンドの制限がデスクトップより多いです。

セキュリティ上の注意

増分同期の範囲には .baishou/settings/ のような設定ディレクトリが含まれることがあり、そこに API Key が入り得ます。そのため次を守ってください。

  • プライベートバケットかプライベートな WebDAV を使い、権限は最小限にする
  • 同期先を誰でも読める場所に設定しない
  • 共用の PC ではリスクを整理してから同期する